第11回食品産業もったいない大賞 農林水産省大臣官房長賞

写真:第11回食品産業もったいない大賞 農林水産省大臣官房長賞

ミツカングループ(愛知県半田市、以下ミツカン)は、2020年より京都市と締結している「食品ロス削減に資する取組の連携に関する協定」に基づく取り組みにおいて、企業からの発信による食品ロス削減と地産地消の振興を掛け合わせた好事例としてご評価いただき、公益財団法人食品等流通合理化促進機講の実施している「第11回食品産業もったいない大賞」で「農林水産省大臣官房長賞」を受賞しました。ご一緒してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

第11回食品産業もったいない大賞農林水産省大臣官房長賞について

皆様とともに

家庭から出る食品ロスの削減に取り組みたいという想いから、京都市をはじめ、野菜の生産者、学校、小売り、飲食店などの皆さまと協力し、「もったい菜漬け®」「もったい鍋」「まるごとベーカリー」といったレシピを開発しました。協力団体それぞれの強みを活かした方法で、さまざまな切り口から取り組みを消費者の皆様にお伝えしています。

また、勉強会等も開催し、おいしく、楽しく、健康的に食品ロス削減につながるような取り組みを行いました。

今後も、食品ロス削減に向けた取り組みの輪を広げていきたいと考えております。
食材を無駄なく、おいしく、食べつくすことを推進する提案で、「人と社会と地球の健康」の実現に向けた活動を皆様とともに続けていきます。

最後になりますが、今回の受賞につながった取り組みで、ご一緒させていただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

日本における食品ロス量の約半分
「家庭系食品ロス」

令和3年度食品ロス量523万トン(内 事業系食品ロス279万トン 53%、家庭系食品ロス244万トン 47% ※特に野菜の廃棄が多い!)、生活者の困りごとを解決したい!

様々な団体と協力し、
それぞれの強みを活かしてアプローチ

様々な団体との協力

公益財団法人食品等流通合理化促進機構第11回「食品産業もったいない大賞」ページより当取り組みについて抜粋

お酒を作る際の酒粕を酢にして活用するサステナビリティの精神が根付く同社では、事業から出る食品ロス削減の取り組みに長年に渡り注力してきた。これに加え、食品ロス発生量の約半数は家庭から出ている点を解決すべき課題と捉え、生活者に食品を届ける企業の責任として家庭の食品ロス削減にも取り組む。野菜の廃棄削減に向け、京都市と京野菜を中心としたレシピ開発を行い「もったい鍋」では「野菜の皮や芯まで使いきる」提案、「もったい菜漬け®」では「野菜を長持ちさせる」提案など、食品ロス削減に繋がるレシピを開発。「九条ねぎ」や「聖護院だいこん」、「京おくら」など京野菜を使ったレシピに加え、一般的な野菜でもレシピを提案。JA京都中央が販売に注力している「京おくら」は大幅に生産が拡大する実績をあげ、企業からの発信による食品ロス削減と地産地消の振興を掛け合わせた好事例。

出典元:第11回「食品産業もったいない大賞」受賞者の決定|(公財)食流機構

農林水産省「食品産業もったいない大賞」ページより当取り組みについて抜粋

家庭の食品ロス削減を事業者側からアプローチしたチャレンジングな好事例である。生活者に伝わる道を丁寧に切り開き、食品ロス削減の成功体験に促す動機づけは、現代の生活者への働きかけ方として他社への参考になると評価できる。

出典元:「食品産業もったいない大賞」について|農林水産省

出典元:第11回食品産業もったいない大賞 表彰事例集|(公財)食品等流通合理化促進機構 (PDF・2.27MB)