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トップメッセージ

ミツカングループの歴史は、1804年、初代中野又左衛門が、お酒づくりから生じた酒粕を原料に、発酵という自然の力を活かして、お酢をつくるという環境にやさしい挑戦から始まりました。
以降、220年の長きにわたり、変革と挑戦を積み重ね、今では日本に留まらず、アジア、北米、欧州に活動の場を広げ、グローバルに事業を展開しております。

変わることのない「2つの原点」

ミツカングループには、2つの原点という企業理念があります。
「買う身になって まごころこめて よい品を」
「脚下照顧に基づく現状否認の実行」

1つ目は、「相手の身になって考える」ということであり、生活者をはじめとしたステークホルダーの皆様との関係を大切にするという言葉。
2つ目は、現状に満足せず、自分のことをよく知り、常に挑戦するという言葉です。私たちは、七代目又左工門が考え出した、この2つの原点を、代々受け継ぎ、そして次の世代にも引き継いでいく、決して変わることのない企業理念として掲げています。

また、先代である八代目は、この言葉を大切にしながら、「限りない品質向上による業績向上」と言って、企業活動の目的と位置付けました。「品質向上」とは、生活者をはじめとした全てのステークホルダーの皆様のために、ミツカンらしく品質(商品、経営資源、経営機能)を高めていくこと、「業績向上」とは、ステークホルダーの皆様とともに、永続的な成長を目指す、ということです。

「やがて、いのちに変わるもの。」に込めた想い

また、当社は、「やがて、いのちに変わるもの。」というグループビジョンスローガンを掲げています。
この言葉は、ミツカングループが目指したい食や社会・環境の世界観を表現したものであるとともに、人々のいのちの源となる食品をお届けするという、大きくて重い責任を担う覚悟を表した言葉です。
ぜひ、本WEBサイトにある映像をご覧ください。私たちは、この世界観の実現に向けて、これからも変革と挑戦を続けていきます。

「未来ビジョン宣言」の実現を目指して

企業を取り巻く環境が激しく変化し、先行きを見通しづらい昨今では、現状の延長線上ではなく、将来のありたい姿から逆算して、今、何をすべきかを考えることが大切だと思っています。この考えに基づいて、2018年に10年後のありたい姿として「未来ビジョン宣言」を策定し、その実現に向け中期経営計画を打ち立てました。
私たちミツカングループが「未来ビジョン宣言」を通じて約束したことは、人と社会と地球の健康に貢献し、おいしさと健康を一致させる努力をすることです。

そのためには、自分の仕事を周りに伝えることを通じて、社員と会社がともに成長していかなければいけません。また、この大きな目標に到達するためには、私たちミツカングループだけではなく、生活者をはじめ、お得意先様、お取引先様、社員など、価値観に共鳴し合うあらゆるステークホルダーの皆様と、ともに考え、行動していくことが必要不可欠です。

これからも、より多くの方に共感していただけるよう努力し、事業活動を通じて、持続可能な地球社会に貢献していく責任を感じながら、皆様とともに未来の価値を創ってまいります。

2022年12月
株式会社Mizkan Holdings
代表取締役社長 中埜 裕子

ミツカンの新たな挑戦

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