ミツカン年表
酢屋の創業(1804~)
1804年(文化元年) |
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1811年(文化8年) |
酢蔵(半田工場)開設。本格的な酢造りを始める。 その歴史を感じさせる黒塀のたたずまいから映画の撮影にも使われました。 ![]() |
1821年(文政4年) |
太蔵(たぞう)、二代又左衛門襲名 |
1845年(弘化2年)頃 |
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1850年(嘉永3年) | |
1854年~1856年(安政元~3年) |
三代又左衛門 船江の拡張と洪水防止のための公共事業を行う |
激動を生きるミツカン(1868~)
1873年(明治6年) |
小吉(こきち)、四代又左衛門(またざえもん)を襲名 ![]() |
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1884年(明治17年) |
牛乳搾取所(後の愛養舎)開業 |
1887年(明治20年) |
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1888年(明治21年) |
東京新富座(しんとみざ)で新商標の披露会を開催 ![]() |
1889年(明治22年) |
ビールの販売を開始 ![]() |
1896年(明治29年) |
丸三麦酒(まるさんびーる)株式会社設立 |
1897年(明治30年) |
宮内庁御用達に指定される ![]() |
1897年頃 |
政助(まさすけ)、五代又左衛門襲名 ![]() |
1898年(明治31年) |
丸三麦酒(まるさんびーる)株式会社の新工場(赤レンガ工場)完成。銘をカブトビールに改称。 ![]() |
1900年(明治33年) |
パリ万博でカブトビールが金賞受賞 牛乳・銀行・ガス・紡績と新事業を展開するこの時代、赤レンガの近代工場でつくられたカブトビールは世界でも認められる品質でした。 ![]() |
1901年(明治34年) |
中埜銀行設立 ![]() |
1905年(明治38年) |
尼崎出張所開設、尼崎工場竣工。米酢の販売を開始し、関西への進出をはたす。 ![]() |
1919年(大正8年) |
幸造(こうぞう)、六代又左衛門襲名 ![]() |
1923年(大正12年) |
株式会社中埜酢店(なかのすみせ)誕生 ![]() |
1924年(大正13年) |
株式会社中埜酢店(なかのすみせ)東京支店開設 |
1928年(昭和3年) |
新聞で広告標語を募集し、「酢のもの万事ミツカンまかせ」が選ばれる ![]() |
1933年(昭和8年) |
静岡に出張所、工場を開設 |
1934年(昭和9年) |
定款を変更。支店を東京、大阪、名古屋の3か所とする。 |
1942年(昭和17年) |
中埜生化学研究所(のちの中央研究所)開設 ヒット商品の開発や健康機能の解明などにつながる研究を、日々行っています。 |
第二の創業(1945~)
1948年(昭和23年) |
アメリカに輸出開始 |
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1948年(昭和23年) |
栃木工場開設 |
1951年(昭和26年) |
米酢「白菊(しらぎく)」発売 ![]() |
1952年(昭和27年) |
六代又左衛門(またざえもん)が会長に、政一(まさかず)が社長に就任 |
1954年(昭和29年) |
食酢の本格的ビン詰め化スタート 品質保証のため多額の設備投資が必要な、全面ビン詰め化を決断しました。 ![]() |
1955年(昭和30年) |
尼崎工場、全自動ビン詰め化 ![]() |
1958年(昭和33年) |
東京工場、操業開始 ![]() |
1959年(昭和34年) |
社長が年頭の辞で「買う身になって まごころこめて よい品を」提唱 |
1960年(昭和35年) |
政一(まさかず)、七代又左エ門を襲名 |
1961年(昭和36年) |
福岡工場竣工 ![]() |
1964年(昭和39年) |
「味ぽん」発売 料亭の味を家庭にも、と開発された商品。関東ではまだ馴染みの薄かった水炊きを広めるため、市場に屋台を持ち込み試食販売をしておいしさを宣伝しました。 ![]() |
1964年(昭和39年) |
大阪工場竣工 ![]() |
1968年(昭和43年) |
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1971年(昭和46年) |
「超酢作戦(ちょうすさくせん)」 当初は“脱酢作戦”と呼ばれ、食酢の売上げを伸ばしながら、それ以上に食酢以外の開発商品に力を入れ、1千億円の売上を目指すことを宣言。 |
1971年(昭和46年) |
ハンバーガーショップ「株式会社ハンダス」設立 ![]() |
1972年(昭和47年) |
本社新社屋(中埜銀行跡)竣工 ![]() |
1974年(昭和49年) |
社長が年頭の辞で「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」を表明 |
1976年(昭和51年) |
株式会社中埜林業設立 |
1977年(昭和52年) |
ハワイに中埜USA設立。アメリカ進出の拠点とする。 |
1978年(昭和53年) |
研究所が農芸化学技術賞受賞 発酵技術と微生物利用技術の深耕に取り組んできた中央研究所の高い技術力が認められました。 ![]() |
1978年(昭和53年) |
社長が年頭の辞で「脚下照顧(きゃっかしょうこ)に基づく現状否認の実行」を提唱 |
1979年(昭和54年) |
「しゃぶしゃぶのたれ」発売 「ぽんしゃぶ」「ごましゃぶ」の2種類を発売。それまで外食メニューだったしゃぶしゃぶメニューが、家庭での鍋メニューとして定着するようになりました。 ![]() |
1979年(昭和54年) |
食酢製造の全工場、JAS認定 |
1979年(昭和54年) |
「ほんてり」発売 みりん風調味料「ほんてり」を発売。使いやすさ、求めやすさの消費者ニーズを捉えました。 ![]() |
1981年(昭和56年) |
アメリカ大手食酢メーカー「アメリカン・インダストリー社(A・I・C)」買収。本格的な海外進出開始。(米国・西地区に拠点獲得) 世界戦略を本格的にスタート。その後も他企業の買収を進め事業を展開しています。 ![]() |
1982年(昭和57年) |
「おむすび山」発売。大ヒット商品となる。 あたたかいごはんに混ぜるだけでおいしいおむすびが作れる商品。食酢や「味ぽん」が主力だったミツカンにとって新たなジャンルの商品誕生となりました。 ![]() |
1983年(昭和58年) |
栃木工場竣工 |
1985年(昭和60年) |
米国のリンドンビルビネガー社を買収(米国東地区に拠点獲得) ![]() |
1986年(昭和61年) |
お酢の総合博物館「酢の里」開館 昔をしのばせるたたずまいの中、倉人たちに受け継がれてきた酢づくりの精神と技術、食酢に関する情報を紹介しています。
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1987年(昭和62年) |
米国ニューヨーク州のインディアンサマー社を買収(米国中西部に拠点獲得) |
1988年(昭和63年) |
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1989年(平成元年) |
チャレンジ1000&73作戦開始 平成元年(1989)、ミツカンは大胆な経営計画を打ち出します。その名も「チャンレジ1000&73計画」。「今後5年間で売上高1,000億円達成、開発品と食酢の売り上げ構成比7:3を実現する」というものでした。 ![]() |
1990年(平成2年) |
「五目ちらし」発売 混ぜるだけで簡単にできる、レトルト商品のちらし寿司の素を発売。その手軽さから、一躍人気商品となりました。 ![]() |
1990年(平成2年) |
米国のテネシー州にクロスビル工場新設 テネシー州に生産拠点を設けることによって、ひとまず、全米をカバーできる生産・供給体制が完成。 |
1992年(平成4年) |
新本社ビル竣工 新たに建てられた新本社ビルは周囲の景観との調和を図って、すべて黒で統一されています。 ![]() |
1992年(平成4年) |
米国ウィスコンシン州のグリーンベイ工場、コロラド州のラホンタ工場を買収 1981年のAIC買収以来、約10年で生産・販売拠点の整備が完了 |
1994年(平成6年) |
タイ国に「ナカノタイランド」を設立 ![]() |
1994年(平成6年) |
株式会社キャンベルナカノ設立 |
1994年(平成6年) |
館林工場竣工 |
1997年(平成9年) |
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1997年(平成9年) |
食酢の「疲労回復効果」、「血糖値上昇抑制効果」を検証し、学会に発表 ![]() |
1997年(平成9年) |
冷凍食品「タイムディッシュ」発売 ![]() |
1998年(平成10年) |
納豆「金のつぶ」シリーズ発売 ![]() |
1998年(平成10年) |
英国現地法人「ナカノヨーロッパ」を設立 ![]() |
1999年(平成11年) |
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2000年(平成12年) |
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2000年(平成12年) |
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2000年(平成12年) |
米国食酢メーカー、スピーコ社を買収 |
2001年(平成13年) |
米国において新ダラス工場稼働 |
2002年(平成14年) |
英国の食酢メーカー、マナー社を買収し、英国を起点とした欧州事業を本格的に開始 |
2002年(平成14年) |
酢酸菌のゲノム解析終了 ![]() |
「ミツカン」から「mizkan」へ(2003~)
2003年(平成15年) |
「純玄米黒酢」発売 国産玄米だけを使用した、飲用にも適したまろやかな「黒酢」を発売しました。 ![]() |
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2003年(平成15年) |
和英(かずひで)、八代又左エ門和英襲名 ![]() |
2004年(平成16年) |
グループビジョンの制定 今後も継続して挑戦を続けていくことの誇りを託した、新しいグループビジョン・スローガン(やがて、いのちに変わるもの。)とコーポレートシンボル(ミツカンマーク、mizkan)が決定しました。 ![]() |
2004年(平成16年) |
ミツカンアジアパシフィック(Mizkan Asia Pacific Pte. Ltd.)を設立 |
2005年(平成17年) |
「マインズ/毎飲酢」発売 食酢の主成分「酢酸」で、はじめて特定保健用食品の許可を受けました。「血圧が高めの方に」効果がある黒酢ドリンクです。 ![]() |
2005年(平成17年) |
アジア・パシフィックエリアにおいて、シンガポールに拠点設立 |
2005年(平成17年) |
米国家庭用クッキングワイン「Holland House(ホランドハウス)」ブランド買収 ![]() |
2005年(平成17年) |
中国・北京において100%子会社である販売会社 「味滋康(中国)商業貿易有限公司」を設立 |
2006年(平成18年) |
ミツカン アジア・パシフィック香港支店と台湾支店(Mizkan Asia Pacific Pte. Ltd. Hong Kong Branch and Taiwan Branch)活動開始 |
2007年(平成19年) |
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2007年(平成19年) |
三木工場竣工。ビオトープを併設。 ![]() |
2007年(平成19年) |
米国にて食酢メーカー、クレオール社を買収 |
2008年(平成20年) |
金のつぶ「あらっ便利!」発売 お客様の声がきっかけで開発された便利商品。納豆から、たれの小袋とフィルムをなくしました。 ![]() |
2008年(平成20年) |
米国インペリアルブランド社のグルメ・スペシャリティ部門(食酢:クッキングワイン部門)を買収 |
2009年(平成21年) |
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2010年(平成22年) |
米国においてワールドハーバー社より「World Harbors」ブランド取得。新たに「マリネードソース&バーベキューソース」市場へ進出。 |
2011年(平成23年) |
カンパニー制から機能別組織に 分社型カンパニー制を見直し、日本事業全体を1つの事業体と見立てた機能別組織に移行しました。 |
2011年(平成23年) |
「なっとういち」ブランド継承(取得) 旭松食品株式会社より、納豆事業を取得。西日本を中心に高い支持を受けている「なっとういち」ブランドを中心に引継ぎ、西日本エリアでの販売強化を行いました。 ![]() |
2011年(平成23年) |
米国においてボーダーフーズ社を買収し、成長している米国ヒスパニックフード市場へ参入。新たに、グリーンチリ・ハラペーニョ(唐辛子の一種)の加工品などの製造・販売を開始。 |
2012年(平成24年) |
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2012年(平成24年) |
館林工場敷地内に、第2工場を増設 館林がミツカンにおける国内最大の納豆製造拠点となりました。 ![]() |
2012年(平成24年) |
英国食酢ブランド「SARSON'S(サーソンズ)」、英国ピクルスブランド「HAYWARDS(ヘイワーズ)」取得 ![]() |
2013年(平成25年) |
英国スイートピクルスブランド「Branston(ブランストン)」を取得 英国の食卓で長く親しまれている3つのブランドがミツカングループに加わりました。 ![]() |
2013年(平成25年) |
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2014年(平成26年) |
八代又左エ門和英は中埜和英へと改名 |
2014年(平成26年) |
グローバル化推進のため、組織体制と社名を変更 事業エリアを「日本+アジア」「北米」「欧州」の3つに分割し、社名を英語表記に改めました。 |
2014年(平成26年) |
米国パスタソースブランド「RAGU(ラグー)」「BERTOLLI(ベルトーリ)」を取得 全米の家庭で最も親しまれているパスタソースブランドを取得しました。 ![]() |
2014年(平成26年) |
美濃加茂工場竣工 ![]() |
2015年(平成27年) |
「MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)」(愛称MIM(ミム))オープン 酢づくりの歴史や食文化の魅力にふれ、楽しみ学べる体験型博物館が開館しました。(2015年11月) ![]() |
2016年(平成28年) |
「MIZKAN MUSEUM」限定 「純酒粕酢 千夜(せんや)」発売 ![]() |
2018年(平成30年) |
「MIZKAN MUSEUM」リニューアルオープン ![]() |
2018年(平成30年) |
ミツカン未来ビジョン宣言策定 ![]() |
2018年(平成30年) |
ZENB(ゼンブ) Initiative(イニシアティブ) 開始 ![]() |
2019年(令和元年) |
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2023年(令和5年) |
「MIZKAN MIRAI LABO(ミツカンミライラボ)」(略称MILABO〈ミラボ〉)稼働 ミツカングループの生産工場での実生産を想定した実機レベル(設備・ライン)でのテスト検証する施設です。 ![]() |