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方針 ・ 体制
ミツカンは、環境に配慮した事業活動の中で、発酵など自然の力、素材を活かした食品づくりを続けてきました。遡れば、江戸時代の1804年、酒造家であった中野又左衛門が、お酒づくりから生じた副産物である酒粕を原料に作った粕酢と江戸で流行していた早ずしを結び付け、今にも続く、安くて美味しい握り寿司の文化を支えたという創業時からの歴史があります。
いま、世界では資源の枯渇や大量廃棄による環境へのダメージが深刻化しており、資源の無駄をなくす努力や、3R(リユース・リデュース・リサイクル)の取り組みが必須となっています。特に、食品産業においては、製造・加工の過程で発生する食品ロスの削減や再資源化、環境に配慮した容器・包装への転換、賞味期限の見直しによるフードウェイストの削減など幅広い対策が求められています。
ミツカンは「やがて、いのちに変わるもの。」をミッションに掲げ、これからも事業をとりまくあらゆるいのちの循環を大切にしながら、食品をつくるグローバル企業としての責任を持って、限りある資源を有効活用し、食品ロスの削減や資源のリサイクルに取り組みます。
各関連部署との連携を図りながら、着実な推進体制を全社的に構築していきます。
目標 ・ 進捗
ミツカンは、資源循環に関するグローバルの動きを注視しながら、
事業活動を行う各国・地域の法令・規制に則った各エリア目標を設定しています。
今後も、各エリアでの取り組みの進捗を確認しながら、目標や施策の見直し、
グループ全体の中長期的な方針の検討を行っていきます。
日本国内拠点
・2030年までに生産拠点での廃棄物排出量原単位
20%削減(2018年比)
・2030年までに製品廃棄量※
80%削減(2018年比)
製品在庫が賞味期限切れ等で
提供できなくなり廃棄した量
・廃棄物排出量原単位
2022年:28.2 kg/トン(2018年比 11%減)
・製品廃棄量
2022年:270 トン(2018年比 74%減)
今後進捗とともに開示していきます。
開示を拡大していきます。
廃棄物排出量の削減
廃棄物の発生抑制に取り組むとともに、
発生したものについては有効活用することを目指しています。