ビオトープの取り組み
自然との調和と共生を目的に、兵庫県三木市吉川町にビオトープを開設しています。
この総面積は、当社三木工場を含め約23ha(約23万㎡)で、ビオトープだけでも約12ha(約12万㎡)の広さになります。
このビオトープの役割は、大切な自然環境の保全はもちろんのこと、生態系のバランスを保つことで、隣接した食品工場の安全で清潔な製造環境を維持・管理することにも貢献しており、生きものの多様性を守るために重要な場所になっております。

ビオトープとは
ビオトープとは動物や植物が恒常的に生活できるように造成または復元された生息空間で、生き物(bio)がありのままに生息活動する場所(Top)という意味の合成語です。
ミツカンがビオトープに取り組む意義
現代においてエネルギー問題の深刻化や生物多様性への対応など環境を取り巻く問題は多岐にわたっています。当社は、水、穀物などの農産物や微生物といった自然の恵みに支えられ事業活動を行っており、自然の大きな営みのもと地球環境が持続可能なものであって、はじめてお客さまに安全安心そして健康を提供させていただけるということを念頭に、企業としてすべきことを考え、行動しなければならないと感じております。地元を中心としたボランティアの方々に、美しい自然を守りつつも、自然と触れ合う活動する場所として提供しています。自然環境調査において環境省や兵庫県が絶滅危惧種に指定しているたくさんの珍しい生きものが確認されています。
自然を保全することで、人と社会と地球の健康に貢献する。
そのためにミツカンは取り組みます。