五街道や海上航路などの交通網が整備され、日本各地から様々な食材が運ばれていた、人口100万人の大都市江戸。様々な食文化が発達し、高級な料理茶屋などが現れた。庶民の間では、
納豆や惣菜の行商の他に、手軽な外食としてそば・寿し・天婦羅などの屋台が繁盛した。1804年(文化元年)初代又左衛門(またざえもん)は、友人の間瀬利兵衛(ませりへえ)と共に江戸視察に訪れ“寿し”と出会った。
ミツカンの歴史
文化元年(1804年)。
尾州知多郡半田村から、江戸に向け旅立つ酒造家がいた。
その人物こそ、今日のミツカンの基礎をつくった
初代中野又左衛門である。酒づくりのかたわら、
酒粕から“粕酢”をつくり始めた又左衛門は、
江戸での見聞から自らが手掛ける“粕酢”の可能性を確信。
以来、220余年に渡って、初代又左衛門が注いだ情熱と
こだわりは、
ミツカングループの企業スピリットとして
脈々と受け継がれてきた。
ミツカンの歴史
文化元年(1804年)。
尾州知多郡半田村から、江戸に向け旅立つ酒造家がいた。
その人物こそ、今日のミツカンの基礎をつくった
初代中野又左衛門である。酒づくりのかたわら、
酒粕から“粕酢”をつくり始めた又左衛門は、
江戸での見聞から自らが手掛ける“粕酢”の可能性を確信。
以来、220余年に渡って、初代又左衛門が注いだ情熱と
こだわりは、
ミツカングループの企業スピリットとして
脈々と受け継がれてきた。
SECTION 01 酢屋の創業
江戸で「すし」に出会い、
「粕酢」の可能性を見出し酢づくりがスタート。
ここからミツカングループの歴史が始まった。
創業
江戸の握り寿しブーム
酢蔵(工場)建設
「早ずし」を追い風にした
初代の先見性
天保の改革
山吹の誕生
ミツカンの基礎を確立
2回目水道敷設工事実施
半田の技を活かした水の道
ペリー来航
大政奉還・王政復古の大号令
SECTION 02 激動を生きるミツカン
麦酒や牛乳、銀行などの新規事業にもチャレンジ。
そして、現在もなお受け継がれているミツカンマークが誕生した
愛養舎(乳業)を設立
“健康”と”安心”を届けた
愛養舎(乳業)を設立
ミツカンマーク誕生
家紋から生まれたミツカンマーク
新商標披露イベント開催
度肝を抜いた新商標披露イベント
丸三麦酒発売
新しい時代の酒“ビール”への挑戦
日清戦争
中埜銀行の設立
地域の発展にも役割を果たした
「中埜銀行」を設立
日露戦争
第一次世界大戦始まる
国際連盟設立
関東大震災
新しい食生活の提案
PR用の標語を募集や
レシピの配布
世界恐慌はじまる
太平洋戦争
SECTION 03 第二の創業
安全・安心な商品の提供をすべく、企業理念を策定し、
事業の多角化と品質保証の強化を進め、世界進出を果たした。
ポツダム宣言受諾
半田工場全自動ビン詰めライン化
“お客様の安心”へのこだわり
政府が経済白書で「もはや戦後ではない」と宣言。
企業理念の誕生
企業理念「2つの原点」の誕生
ミツカンぽん酢(味つけ)が誕生
総合食品メーカーへ
純正食品キャンペーン実施
この子にはまじりけのないものを与えたい!
日本万国博覧会開催
「味ぽん」商標登録
アイデアとお客様が
大きく育てた味ぽん
中埜USA設立
世界戦略のスタート
JAS規格制定(醸造酢・合成酢表示義務化)
おむすび山誕生
ふりかけ市場に
そびえたったおむすび山
消費税3%スタートベルリンの壁崩壊
バブル崩壊はじまる
EU(欧州連合)発足
阪神・淡路大震災
納豆事業参入
発酵技術を生かし、
納豆事業へ参入
SECTION 04 「ミツカン」から「mizkan」へ
グループビジョンスローガンを策定、欧米での事業を拡大するとともに、
おいしさと健康が一致する新しい食の未来を目指して、「未来ビジョン宣言」を策定、新たな食の提案・ZENBブランドが誕生。
新コーポレートシンボルビジョンスローガンの導入
「ミツカン」から「mizkan」へ
愛知万博開催
リーマンショック
東日本大震災
「SARSON’S(サーソンズ)」、「Branston(ブランストン)」取得
「RAGÚ(ラグー)」「BERTOLLI(ベルトーリ)」取得
グローバル化
未来ビジョン宣言発表
ZENB(ゼンブ) initiative(イニシアティブ)の開始
「ZENB(ゼンブ)」ブランド誕生
ブランドステートメント〝「食べる」のぜんぶを、あたらしく。“を掲げる
東京オリンピック・パラリンピック開催