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人と社会と地球の健康

自然を敬い、自然に学び、
自然が生み出すいのちを育むことに貢献する

地球の健康と人のいのちを育むために、ミツカンは自然の営みに感謝し、学び、人の健康だけでなく、社会の健康や地球の健康にまで広げて考えていきます。

メインイメージ

ミツカンの水に対する想い

写真:ミツカンの水に対する想い1
写真:ミツカンの水に対する想い2

ミツカングループは、文化元年(1804年)の創業当初から、良質な醸造酢をつくるために、水道を敷設したり、
廻船で尾張半田から江戸まで食酢を運ぶなど、水の苦労を重ね、水と深いかかわりを持ってきました。

ミツカンの水に対する取り組み

写真:ミツカンの水に対する取り組み

ミツカンは水に感謝し、水を大切にしながら事業活動を行っています。
日本では水の使用量が多い生産活動において、製造工程に応じた水の効果的な活用を心がけ、冷却水や洗浄水の再利用等での節水、工場排水の水質浄化などに努めています。北米ではKPIと目標を定めてモニタリングの実施、欧州では使用実態の把握からはじめ、3R(減らす・再利用・再資源)活動への移行を検討しています。

関連する取り組み

  • 写真:「水の文化センター」

    自然を知る

    水に生かされ、水を活かす

  • 写真:「山林の育成」

    自然を守る

    森を守り、森を育む

  • 写真:「ビオトープ」

    自然を育む

    自然と、ひとをつなぐところ

  • 写真:「MIM(ミム)」

    地域と歩む

    地域に生かされ、地域に貢献する

写真:「京都市との取り組み」

食の循環への取り組み

サステナブルな都市を目指す京都市と提携し、食品ロス削減という社会課題に取り組んでいきます。

京都市との取り組み

人の健康だけでなく、
社会や地球の健康にまで、
私たちの活動を、
広げていきます。

これは、日本ばかりでなく、
イギリスでも、アメリカでも、
広がりつつあります。

  • 人と社会と地球の健康

    自然を敬い、自然に学び、自然が
    生み出す
    いのちを育むことに貢献する

    ミツカンの自然に対する思いや
    取り組みをご紹介

    詳しく見る

  • 新しいおいしさで
    変えていく社会

    おいしさと健康を一致させる
    努力によって、
    世界の人々と
    コミュニケートしていく

    「おいしさ」と「健康」を一致させるための
    取り組みをご紹介

    詳しく見る

  • 未来を支える
    ガバナンス

    世界で束ね、地域で活かし、
    おいしさを広げるガバナンスを推進する

    「ミツカンらしさ」を育み、永続的な成長
    を目指すガバナンスの取り組みをご紹介

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未来ビジョン宣言を
実行していくための活動

未来ビジョン宣言を
しっかりと実現していくために、
ミツカンは、これまでの商品の
伝統的な「おいしさ」を守りながら、
「おいしさ」を進化させ、
「新しいおいしさ」を
生み出していきます。

「食べる」のぜんぶを、
あたらしく。

食べることは、
自然が育む生命をいただくこと。
しかし、これまでの食文化は、
自然に大きな負荷をかけ続けてきました。
地球の未来を考えながら、「食べる」を
もう一度、見つめ直していく。
そんな想いから、
ZENB(ゼンブ) initiative(イニシアティブ)は生まれました。

人々の食に対する意識は、
大きく変わろうとしています。
人や環境への負荷が少ない、
新しい食生活へ。
「おいしい」と「カラダにいい」、
どちらも叶えることのできる毎日へ。

かけがえのないこの星を、
未来へリレーするために。
一歩ずつ、私たちは前へ進みます。

ZENB(ゼンブ) initiative(イニシアティブ)

ZENB(ゼンブ)
イニシアティブサイト

今の「おいしさ」を守る
ローカルブランド

これまでお使い頂いている商品を
つくり続ける責任をもち、
伝統的なおいしさを守ります。

ミツカン
未来ビジョン宣言を
もっと知りたい方へ

10年先から今日を見つめて
着実な一歩を歩む。

100年先も「やがて、いのちに変わるもの。」
を育む
変革と挑戦の
企業であり続ける。

私たちは
ミツカングループです。

「水の文化センター」の
取り組み

ミツカングループは、創業時より良質な
醸造酢を作るために私設水道を敷設し、
廻船により尾張半田から江戸や
大阪まで食酢を運ぶなど、
水と深く関わってきました。
このように創業以来、「水」の恩恵を受け、「水」によって育てられてきたミツカングループは、
1999年「水の文化センター」を設立し、「水」をテーマとする
社会貢献活動を行っています。

水の文化センターの設立目的
写真:水の文化センターの設立目的
  1. 「水の文化」にかかわる
    研究活動を行い
    その成果を広く公開し、
    啓発活動を展開することで
    「水」に対する意識向上を
    図っていく。
  2. 新しい
    「人と水とのつきあい方」の
    提案を通して
    人々の豊かな暮らしの
    創造に貢献していく。

人の営みの根源には、常に「水」があります。人はときには「水」と闘い、またあるときには「水」と共生しながら、自らの「暮らし」をつくり上げてきました。
水の文化センターでは、"人と水とのかかわり"によって生み出されてきた生活様式を「水の文化」と捉え、さまざまな研究活動や情報交流活動を通じて、「水」の大切さを伝え、「水」への意識向上を広く図っていきたいと考えています。

写真:機関誌 水の文化
機関誌 水の文化

様々な切り口で、「水と人」の接点に生まれる"水の文化"を探りお伝えするのが機関誌「水の文化」です。年3回発行し創刊以来「人と水」、「人と人」の関わりの中で生み出された知恵や地域固有の習慣に光をあてた取材を続けています。

写真:イベント「発見!水の文化」
イベント「発見!水の文化」

専門家に解説いただきながらの水辺の街歩きやクルーズなどを通して、"水"と私たちのつながりを発見するイベント「発見!水の文化」を不定期で開催しています。

写真:水をテーマにした企画展
水をテーマにした企画展

MIZKAN MUSEUMにおいて、当センターの活動や"水"の大切さを知ってもらう"水"をテーマにした企画展を開催しています。2018年は8月に小学生の親子の皆様を中心に楽しく学んでいただく「水の学校」、9月に水辺の風景を通じて身の周りの水の恵みを感じていただく「水の文化祭」を開催しました。

水の文化センターは1999年から活動を始め、20年に渡り「水」の大切さを伝えています。

「水に感謝し、水の大切さを伝える」
その原点を忘れず
人と社会と地球の健康に貢献する。
そのためにミツカンは取り組みます。

「山林の育成」の取り組み

ミツカンによる山林の育成とは
写真:ミツカンによる山林の育成とは

ミツカングループは、高知県本山地区を中心に、グループ会社が40年ほど前から保有する山林の育成事業に取り組んでいます。
現在は主にスギ、ヒノキで構成される約850ha(約850万㎡)を維持・管理しています。
昔の酢づくりには、桶や樽、酢を江戸まで運ぶのに活躍した弁才船など、木材が欠かせませんでした。
ミツカンは、「自然を敬い、自然に学び、自然が生み出すいのちを育むことに貢献する」という宣言のもと、山林を丁寧に管理し、育て、収穫し、植栽し、途絶えることなく育成していきます。

山林育成の意義
写真:山林育成の意義

ミツカングループの保有する山林では、40年を1サイクルとして木を育成し、そのサイクルを繰り返すことで、水源地としての機能を安定的に維持しています。
山林は木材を提供するだけでなく、土砂災害の防止や下流域の洪水緩和の機能などを有しています。
また、生物多様性の保全、二酸化炭素の吸収源としても役立っています。
ミツカングループは、このような機能をもつ山林を育成することで、地球の健康と人のいのちを育むことにつなげていきます。

山林を育成することで、
人と社会と地球の健康に貢献する。
そのためにミツカンは取り組みます。

「ビオトープ」の取り組み

自然との調和と共生を目的に、兵庫県三木市吉川町にビオトープを開設しています。
この総面積は、当社三木工場を含め約23ha(約23万㎡)で、
ビオトープだけでも約12ha(約12万㎡)の広さになります。
このビオトープの役割は、大切な自然環境の保全はもちろんのこと、生態系のバランスを保つことで、隣接した食品工場の安全で清潔な製造環境を維持・管理することにも貢献しており、生きものの多様性を守るために重要な場所になっております。

写真:「ビオトープ」の取り組み
ビオトープとは

ビオトープとは動物や植物が恒常的に生活できるように造成または復元された生息空間で、生き物(bio)がありのままに生息活動する場所(Top)という意味の合成語です。

ミツカンがビオトープに取り組む意義

現代においてエネルギー問題の深刻化や生物多様性への対応など環境を取り巻く問題は多岐にわたっています。
当社は、水、穀物などの農産物や微生物といった自然の恵みに支えられ事業活動を行っており、自然の大きな営みのもと地球環境が持続可能なものであって、はじめてお客さまに安全安心そして健康を提供させていただけるということを念頭に、企業としてすべきことを考え、行動しなければならないと感じております。

ここでは地元の方々を中心に、ボランティアの人々やミツカン社員らによって「ミツカンよかわビオトープ倶楽部」を結成し、三木市や「兵庫県立 人と自然の博物館」の協力を得ながら、美しい自然を守りつつも、自然と触れ合う活動を楽しく行っています。
2003年より自然環境調査を毎年実施しており、これまでの調査により、環境省や兵庫県が絶滅危惧種に指定しているたくさんの珍しい生きものが確認されるようになりました。

自然を保全することで、
人と社会と地球の健康に貢献する。
そのためにミツカンは取り組みます。

「MIM(ミム)」の取り組み

MIM(ミム)とは
写真:MIM(ミム)とは

MIM(ミム)とは、創業の地、半田においてミツカングループの歩んできた歴史に触れ、今を感じ、未来につなげる施設です。
ミツカンの酢づくりの歴史や、醸造の技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などを、伝統・革新・環境を大切に考え、次世代へ伝えていくことを目的としています。

また、MIM(ミム)を含む半田運河周辺は、2017年に都市景観大賞「都市空間部門」で大賞(国土交通大臣賞)を受賞しました。
江戸時代からこの地を拠点としている当社を含め、運河と建物群という貴重な資産を継承、発展させて生み出した景観、当社・自治体・NPO・市民が一体となった活動の在り方が高く評価されています。

MIM(ミム)を通じた地域社会への貢献
地域の子どもたちへの学習支援活動
写真:地域の子どもたちへの学習支援活動

ミツカンは、CSR活動として、創業の地半田市の小学校に出前授業を実施したり、社会見学のひとつにMIM(ミム)を入れていただいたり、また、子供たちの学習に役立てていただけるようなイベントをMIM(ミム)で実施しています。これからの時代を担う子どもたちに日本の食文化を伝えることはとても大切な活動と考え、食べることの大切さや楽しさ、ものづくりの面白さを知っていただくことで、子供たちの学習のお手伝いをさせていただいています。

半田市や愛知県との連携
写真:半田市や愛知県との連携

半田市観光協会と連携したイベントの開催や、JRグループ6社と地元がタイアップして実施する全国規模の愛知県による観光キャンペーンに参画させていただいています。

<半田市と連携した主なイベント>
・半田山車祭りにおけるMIM(ミム)中庭への山車の引き込みと自由見学の開催
・「半田運河キャナルナイト」と連動し、「MIM(ミム) NIGHT MUSEUM」、「MIM(ミム)の夏夜祭り~音楽と光の共演~」と題したコンサートを実施(2018年)
<愛知ディスティネーションキャンペーン>(2018年10月~12月)
知多半島、半田市の観光施設としてMIM(ミム)を活用いただいたり、本キャンペーンの連動企画にMIM(ミム)館長および若手社員が出演したり、愛知県の魅力PRにご協力させていただきました。

創業の地、半田より、
ミツカンの酢づくりの歴史や
ものづくりへのこだわり、
食文化の魅力を発信していきます。

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