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変革と挑戦9 「チャレンジ1000&73計画」って何?

さらなる飛躍をめざして全社で挑んだ壮大な目標

具体的な数字に全社員が奮起

平成元年(1989)、ミツカンは大胆な経営計画を打ち出します。その名も「チャレンジ1000&73計画」。「今後5年間で売上高1,000億円達成、開発品と食酢の売り上げ構成比7:3を実現する」というものです。当時メーカー部門の売り上げ規模が660億円程度だったことを考えると、これはまさに壮大な目標。しかし、「脚下照顧に基づく現状否認の実行」というミツカンの原点どおり、現状に甘んじることなく体質を改善し、総合食品メーカーへと躍進していくためには、具体的な数字を掲げ、全社員で取り組むことが必要不可欠だったのでした。

計画どおりの総合食品メーカーへと躍進

この計画の初年度には、混ぜるだけでちらし寿司ができるレトルト食品「五目ちらし」を発売。平成4年(1992)には、新本社ビルが竣工となりました。発売当初は苦戦した「つゆ」も、「追いがつおつゆ」にリニューアル。その後、売り上げが拡大し、平成11年(1999)にはシェア1位を獲得します。全社を挙げてのチャレンジは、5年という短期間にとどまらず、今に至るまでその成果を上げ続けているのです。

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